妖怪学新考―妖怪からみる日本人の心
![]() | 妖怪学新考―妖怪からみる日本人の心 (小学館ライブラリー) (2000/07) 小松 和彦 商品詳細を見る |
民俗社会には数多くの妖怪や魔(生霊・怨霊・呪詛・憑きもの)あるいは異界に棲む多くの妖怪たちが活動しています。多くの子どもたちを恐怖させた口裂け女の騒動もまだ記憶に新しいところです。
科学文明が現代社会に生活する人々に浸透しているにもかかわらず、こうした怪談を生み出す心性を日本人は今日なお持ち続けています。妖怪や魔を究明することは、この母胎である民俗文化の仕組みや民俗的思考様式を探ることであり、古代から現代にいたる日本人の生き方に触れることを意味しています。
本書は、民俗社会に生き続けてきた数多くの「妖怪」や「魔」を体系的に把握、探求しつつ、現代の生活空間の中で隠されている空間──「闇」の領域から解明し、日本人の心のあり方を探求します。




