広田弘毅―「悲劇の宰相」の実像
![]() | 広田弘毅―「悲劇の宰相」の実像 (中公新書 1951) (2008/06) 服部 龍二 商品詳細を見る |
日露戦争後、職業外交官の道を歩み始め、欧米局長・駐ソ大使など要職を歴任した広田弘毅。満州事変以降、混迷を深める一九三〇年代の日本で、外相・首相として、欧米との協調、中国との「提携」を模索する。しかし、二・二六事件以降、高圧的な陸軍と妥協を重ね、また国民に広がる対中国強硬論に流され、泥沼の戦争への道を開いた。東京裁判で唯一文官として死刑に処せられ、同情論が多い政治家・広田の実像に迫る。
序章 二つの顔
第1章 青年期—福岡から霞ヶ関へ
第2章 中国と欧米の間—北京・ワシントン・モスクワ
第3章 外相就任と協和外交—対中国政策の理想と迷走
第4章 首相の一〇ヵ月半—陸軍との葛藤
第5章 「国民政府を対手とせず」—日中戦争初期の外相
第6章 帝国日本の瓦解—一重臣として
第7章 東京裁判—「積極的な追随者」の烙印
終章 訣別







